美味しいお肉の食べ方

プロならではの美味しいお肉の食べ方をご紹介！

お肉の保存にはおいしさを保つためのちょっとしたコツがあります。
ポイントは３つ！

たったこれだけでお肉の劣化を防ぎ美味しい状態が長続きします。

お肉の解凍は味や風味を損なわないように、ゆっくりと時間をかけて解凍するのがポイント！

冷蔵庫に入れて、解凍をはじめてから約12時間くらいが目安です。
分厚いステーキ肉は前日の夜に、薄いしゃぶしゃぶ用のお肉は当日の朝に冷蔵庫に入れておくと、その日の晩ごはんにちょうどよい解凍状態になっています。

急速な解凍はNG！急に解凍しようとすると肉汁と一緒に旨味が逃げてしまいます。

急な解凍が必要な時はジッパー付きの保存袋などにきっちり密封し、流水にさらしながら解凍するのがポイントです！（お湯は使わないようにしてください）

色んな焼き方がありますが、個人的に好きな焼き方をご紹介したいと思います。私の好きな焼き方は、外カリッ中ジュワッなブラック＆ブルーという焼き方。本来この焼き方は「鰹のたたき」みたいに外だけ焼いて、中はしたたるくらいのレアにします。

しかし、今回は中がピンク色になるミディアムレアの焼き方をご紹介します！

この焼き方をする時は少し厚めのお肉をご用意下さい。
理想は3cmくらいの赤身肉(ランプ、シンシン、イチボ、ミスジ、カイノミ、ヒウチ)がお勧め！お肉に事前の塩胡椒はいりません。

調理台の上などに置いて30分～1時間ほど出しておく。こうすることでお肉の外側と内側の温度差がなくなり火が均一に通ります。

フライパンに多めにサラダ油(オリーブオイル)と牛脂を入れ加熱する。(お肉の３分の１が浸かるくらい)
この焼き方のコツはフライパンの熱で焼くのではなく、熱した油でお肉を素揚げするようなイメージ。

油を熱して煙が出たら強火にしてお肉を入れて強火にする。

お肉の表面を焼き固めるように全面を焼いていく。ちょっと焦げたかなというとこまで焼いてOK！

全体が焼けたらアルミホイルで包み、１０分～１５分お肉を休ませる。
熱々のステーキより少し冷ましたお肉の方がせっかくの肉汁が無駄にならず、お肉の旨味が堪能できます。

これはもっと簡単です！上記の①と⑤の行程を省きます。
お肉を常温に戻さず冷蔵庫から出して直ぐに焼く。(お肉をレアで仕上げるために)
アルミホイルで包まず、焼けたら休ませずにカットする。こうすることで表面はこんがり、中はレアなコントラストが生まれます。

・焼き上がる直前にローズマリーを入れる
・ニンニクを一緒に素揚げ風に焼いて付け合わせにする
この２つ、もしくは１つするだけでもお肉に香りがついてさらに食欲がそそられます！